出産までの流れ
下村産婦人科では、マタニティヨガのあとに、お産をされたお母さんと赤ちゃんも参加して、出産体験を話してもらっています。
先輩ママのお話を聞いて、自分のお産についてもイメージトレーニングしてみましょう。
おや、陣痛が来ましたか? さぁ、落ち着いて。いよいよです。
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1.内診をして子宮の入り口の準備状態をみます。
病棟にあがり、産衣に着替えて体温や血圧を測ります。 モニター(分娩監視装置)を付けて、陣痛の周期や赤ちゃんの心拍数をみます。
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2.強くなる陣痛をうまく逃しながら、 お産になるまでお部屋で過ごします
- 有効的な陣痛が来るまで、廊下や階段を歩いたり、トイレに行ったりします。
- ソフロロジーのCDを流して、陣痛の間欠時にリラックスし、発作時に腹式呼吸をして陣痛の波を乗り切っていきます。
- ソフロロジーのイメージトレーニングを中心に、赤ちゃんを思うことによって、リラックスして陣痛を乗り切ろうとする、メンタル的なことを中心にしています。
- 陣痛が強くなったら、スタッフが付き添うようにしています。お産が重なった場合は、ずっと付き添えないこともありますが、出来る限り一緒にいるようにしています。
- 腰のマッサージや呼吸法を一緒にやっていきますが、CDや呼吸に集中されている時は、傍にいるだけで見守るようにしています。
- 産婦さんの楽な姿勢を聞きながら、バランスボールに座ったり横になって休んだり、進行状態に合わせて色々な体勢を試し、腹式呼吸のゆったりとした呼吸で過ごしていきます。産婦さんの楽な姿勢が、赤ちゃんにとっても楽です。
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3.赤ちゃんがぐっと下がり、子宮の入り口が開いて 出産が近づいてきたら、分娩室に入ります。
分娩室に入ったら、モニター(分娩監視装置)を着け、血管確保の点滴を開始します。 出産の直前まで、分娩台の上で横になってゆったりとした呼吸で過ごします。 最終的な出産の準備が整ったら、立会希望の方はご家族の方にも分娩室に入って頂きます。 さぁ、出産!!しっかり目を開けて、赤ちゃんが生まれてくるところを見てあげましょう!
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4.赤ちゃんの誕生!
赤ちゃんが生まれたら、ママのお腹の上で抱っこして、写真を撮ります。 その後、ママは傷がないかチェックしながら胎盤が出るのを待ちます。 赤ちゃんは、ママの見えるところで体重を測ったり、全身状態のチェックをします。 ママと赤ちゃんの状態が落ち着いたら、カンガルーケアをします。 しばらくして、赤ちゃんがおっぱいを探し始めたら、おっぱいを飲ませていきます。 分娩後2時間経ち、全身状態が落ち着いていれば、身体を拭き着替えをして、車いすで部屋に戻ります。
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わたし、産めるかな?
心配になったらイメージトレーニングしてみて!
先輩ママのお話や、母親学級で学んだこと。
これまで赤ちゃんのためにがんばってきたことがいま役に立つはず。
だからきっと大丈夫。